今日あったこと

Tinderで女の人とマッチした。

ウキウキでメッセージのやり取りをしていた。

「メアド交換しませんか?」女の人が言ってきた。

 

今の時代にメアド?

そう思う人もいるかもしれないが、全く知らない人にいきなりLINEやInstagramのアカウントを教えるのは怖い気持ちは分かる。僕だって怖い。

色ザシザマのシリアルコード用にたくさん作ったGoogleアカウントの中の1つを教えて、メールのやり取りを始めることに。

 

しばらくして彼女から「今週の土日に会わない?」と聞かれ、即了承した。テクニックには自信があると言っていたし、据え膳食わぬは何とやら。メールの内容も、エロイプじゃないがちょっとエッチなものに変わりつつあった。

 

そこから更にしばらくやり取りを続けていたが、彼女が送ってきたメッセージを見て自分の中の何かが崩れ落ちる音が聞こえた気がした。

 

「俺、女よりフェラが上手いって言われるんだよね〜笑」

 

お前女じゃないの?

 

それを本人に聞くのも怖く、すぐにブロックした。

確かにTinderなんて男女ともに下半身で生きてる人間しかいないのは分かっているつもりだし、そういう人間に遭遇(という表現が的確かは分からないが)することもあるだろうとは思っていた。

でもプロフィールの写真は明らかに女装なんてものではなく完全に女だったし、僕も女だと確信したからこそ「いいね!」も押したしメッセージも送ったのである。

 

そこまでして男のチンコを舐めたい男が存在するという事実を知ると共に自分の胸中に湧き上がったこの感情は、驚愕であり、恐怖であり、または畏怖である。

 

 

 

追記

・使用したメールアドレスは既にシリアルコードが届いた後なので当然削除しました。

・一人称が「俺」の女性という可能性は0ではないですが、そんな存在に出会ったことがないので経験則的に男性だと判断しました。